INTERVIEW 社員インタビュー 吉田 勇

技師って呼ばれてます。実感ないですけど(笑)

1993年入社

吉田 勇Isamu Yoshida

仕事は盗めって、時代から…

今では若い人も、しかも未経験でも活躍できる場がきちんとありますが、僕らが入った時代はやはり手や身体に仕事を染み付かせる時代でした。師匠と弟子の関係で先輩から様々な技術を継承をしてきました。「休み時間も練習した方がエエで」みたいな。でも昔からの培ってきたそんな職人気質な部分と機械によるデジタル的な部分のハイブリッドが今の榛木金属の良さを生み出していると思っています。会社は全体的に若返ってきている気がします。

技術革新

入社して四半世紀以上が経っています。その間、僕らの時代には考えられなかったことが出来るようになっています。それも凄いスピードで。どの会社も「付加価値」のある仕事をと、企業努力を続けていると思います。銅加工という扱い企業が少ない業界でも切磋琢磨はもちろんあります。機械はもちろん最新のものがいいに限ります。でも僕らが改善するのは作業工程や作業を行う気持ちや環境部分。

3S(整理・整頓・清掃)

3Sは会社を挙げて徹底的に対応しています。仕事をする環境は常によくしていく。3Sがなかった時代は恥ずかしい話ですが床は油でベトベトでした。長靴を履いて仕事をしていたんです。3Sを徹底して行うことで社員の意識は大きく変わりました。綺麗な職場をなんとか綺麗なまま保ちたい、と。これは一例ですが、みんなが色々なことに気づき、改善点を出し合い、企業を良い方向へと導いていると感じています。何でも言い合えます。

熟練者

このコメントは熟練者枠(笑)で受けているんですが、長いこと仕事をしていると「音」に関しては敏感になっています。四半世紀いろいろな失敗もしてきています。そういう時って機械の音が違うんです。だから今では仕事に集中していても「あ、今変な音」って感じで反応します。量産する商品などは、大きなトラブルを潰すきっかけにもなっています。これから受注をするお仕事もきっと専門的な分野が多いと思います(詳しく話せなくてすいません)。今後も個人としても会社としても、技術や知識を磨いていきたいと思います。