100年以上積み重ねた
難加工材の加工実績
銅は粘度が高く、加工が難しい金属です。加工そのものはもちろん、道具も通常の工具ではすぐに使い物にならなくなることも。また高価な銅はテスト加工にもコストがかかるため、経験のない加工業者は検討さえできないことがあります。
榛木金属工業は、大正5年の創業から100年を超える長きにわたり、銅をはじめとした難削材加工の実績を積み重ねてきました。その経験に裏打ちされた加工方法や工具のノウハウがあります。
コストのご相談はもちろん、ご依頼から製作開始までのプロセスも迅速な立ち上げで貢献することができます。
様々な業界で活躍
電池部品業界ではトップシェア
榛木金属工業は、産業用電池メーカーに100年以上部材を供給してきました。現在では産業用電池にとどまらず、様々な分野で部品を供給しています。
- 電機分野(受配電設備/キュービクル、変圧器、配電盤)
- 輸送機分野、(車、バイク、フォークリフト、鉄道、飛行機)
- 発電・蓄電分野(原子力発電所、火力発電所、風力発電所、ソーラー発電所)
- 弱電分野(ノイズカット装置、各コネクタ)
- 機械分野(特殊ボルト、ナット、ワッシャ、継ぎ手)
- 事務機器分野(アーム/関節部品、シャフト、ネジ) など
現在国内の産業用電池メーカーは3社あり、そのすべてのメーカー様に部材を納入させていただいております。
電池業界において全てのメーカーに納入を行なっている会社は珍しく、その中で榛木金属工業は、より多くのお客様の厳しい目にお応えしてきた自負があります。
「1社にしか認められない製品よりも、多くの会社が認めるような製品を」を常に心がけ仕事をしてきたからこそ、高いシェアを獲得できていると考えています。
優秀な開発部門と
熟練技能者
榛木金属工業の自慢は、優秀な開発部門と、熟練の技能者たちです。
多くの加工業者は支給された完成図面から製作することが多いため、自社内に開発部門を持つことは多くありません。それに対し榛木金属工業は、製品開発から量産に至るまですべての段階に関わり、設計変更ごとに自社における加工工程に改良を加えてきました。
そのノウハウの蓄積が今の開発部門の発足に繋がっています。
そして、榛木金属工業が誇る「創造力」の源である、熟練の技能者たち。
見たこともない図面も、その経験から確かな製造工程をイメージすることができ、加工に必要な工具まで自ら手作りしてしまいます。
あつらえの工具を発注していたら、納期がいつになるかわからない案件でも、榛木金属工業の熟練技能者たちは、その技術力で対応してきました。
優秀な開発部門と、熟練の技能者たちの尽力により、月20件以上の新規立ち上げや、開発段階での仕様提案採用など数々の実績を上げ、業界では「金属加工は榛木で」との声をいただけるまでになったのです。